2012年2月5日日曜日

16日目:アパートのベランダから

初の催涙弾を体験。遠くで風に流れてきた煙に触れただけなのに、涙と咳にむせ込んでしまって建物内に一次退散。
銃声が聞こえると逃げる人たちも、一旦落ち着くとまた立ち向かっていく。中には水分補給や食事を済ませてから再度群れの中に入っていく人も。

これを暴徒と呼ぶことも、勇敢な人々と呼ぶことも見方や立場次第で変わってくるし、状況をしっかり把握しない限りはどちらとも言えないので敢えて言及しません。ただ、言えるのはデモ隊に向かって発砲する警察(軍?)と投石するデモ隊、立ち向かっては退きまた立ち向かう人々の姿がそこにあったということです。

誤解のないようにもう一つ付け加えるならば、その騒ぎの後方から1ブロック離れた場所では何事もなかったかのような普通の生活が営まれているということ。
デモを目撃した帰りに近くのカフェ(徒歩5分ほどの場所)で食事をすると、「何か騒ぎが起きてるな~」という気持ちにさせられるのは不思議でした。(Toshiya)

※Facebook Group「エジプトの1年後がものすごーく気になってしまう件」から一部抜粋

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