2012年2月15日水曜日

26日目:少し先の未来を予想する

初めて会った時に「僕の役割はきっと、少し先の未来を準備すること」って話してくれたモンギー。彼のお家に招かれて訪ねていくと、彼の仲間たちが集まって、南アフリカがアパルトヘイトの後にどう今までの分裂と向き合い溝を埋めようとしたかに焦点をあてたドキュメンタリーを見ていました。かなり衝撃的な映像で、一人では見れなかったなあ。

見終わったあとに、みんなでダイアログ。どう感じたか、その方法がエジプトでも使えると思うか、どうしたらエジプトに沿った形になるか―。最初は仲間うちでどんな意見が出てくるかを体感して,今後はいろんな分野の知り合いを巻き込んでいく。

今はまだ混沌としてるけど、少し先の未来には、独裁政権を支持した人と反対した人、軍を支持する人としない人、衝突の中で家族を失ってしまった人、革命が生み出した傷を癒さないと前に進めないフェーズが来る。その時に、同じアフリカ大陸の事例を参考に出来ないかとモンギーは考えてる。

僕はリーダーじゃないよ。そう彼は言うけれど。長期的な視野と、大陸視点。アイディアを実行できる人脈の広さとプロセス設計に、力強いリーダーシップを見たのでした。(Akiko)

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